今週末からクランクワークスが始まり、トップ・オブザ・ワールドのコースもレースで使われるので、コースが荒れてしまう前に行くべく、前日から一眼レフカメラまで準備しておいた。

Top of the Worldは、ウィスラーマウンテンバイクパークが位置するウィスラーマウンテンの頂上から続いているコースで、本当に長いので本当は仕事が休みの時に行きたかったのだが、レストランの仕事が休みの時はだいたいバイクパークでの通訳の仕事があるしでタイミングがないので、今日は午後から仕事があるにも関わらず決行することに。

バイクパーク自体は10時にオープンするのだが、Top of the Worldに行くためにはまずゴンドラに乗り、そこからピークチェアに乗り換える必要があるのだがゴンドラが動くのが11時。

と言うことはTop of the Worldのトレイルヘッドに到着できるのが早くて12時くらい。

仕事が3時からなので、2時間ほどで麓まで戻ってこなければいけないという超ハードスケジュール。

一眼レフを持ってきたのはいいものの、ゆっくり写真撮影している暇はなさそうだ。

これはピークチェアからの景色。既に素晴らしい景色が広がっています。

下の方に小さく見えるのがウィスラーの街並み。

山頂には真夏と言えどまだ雪が残っていますが、気温はそれほど低いわけではないので不思議ですね。

そして、山頂からは普段は見ることのできないウィースラーマウンテンの反対側の景色も眺める事ができました。

こちら側には人は住んでおらず手も付けられていないので、大自然がそのままの形で残っています。

時間も限られているのでゆっくりは出来ませんが、せっかくなので山頂をぐるりと一周

なんたってTop of the Worldは別料金で1回で約23ドルほどするので無駄には出来ません。

と言っても私は今回、バイクパークのパスを早期割で購入したときに付いてきた特典を利用して、無料で来ているわけですが。

こちら後ろに見えているのは有名なブラックタスク。あの先っちょに上るツアーなんかもあるようです。

山頂を一周したところで時間は既に12時30分。残り1時間半程でビレッジまで戻らないと仕事に間に合いませんが、Top of the Worldはゆっくり寄り道しながら下ると3時間くらいかかるともいわれる程なので内心ドキドキでした。

Top of the Worldのコースは岩だらけで幅も狭く、走りに集中するので精一杯。

少し目線を上げれば素晴らしい景色が広がっていることは分かっているのですが、景色を見ながら走る余裕はなかなか無いのが現実。

所々広くなって止まれるところがあるので、そこで止まって休憩がてら景色を楽しみました。

どこで写真を撮るべきか探しながら下るものの、なかなか走りながらでは良いスポットを見つけられない。

ただ折角一眼を持ってきたので、1枚も写真を撮らずに下ってしまうのはどうしてもいやだった。

撮影しやすそうな場所を見つけ急いで用意をして写真撮影。

ただこのアングルだとどうしてもTop of the World感は感じられない。

なので少し場所を変えてもう一度撮影。

これならまだ少しはTop of the World感を感じられますかね…..

完全に納得できる写真が撮れたわけではないので、この後も撮影スポットを探すが、下るにつれてどんどんTop of the Worldらしさを感じられる場所は減ってゆき、結局この写真が最後の写真となった。

Top of the Worldのコースは、途中からRide Don’t Slideというダブルブラックのトレイルへ行くことが出来る。

まっすぐTop of the Worldのコースを下るより、後半はRide Don’t Slideに分岐した方が楽しいらしいので今回はこちらを選択。

ただしRide Don’t Slideの入り口には看板などの案内が一切ないため、左側を注意してみておかないと見過ごしてしまう。

Ride Don’t Slideは完全にテクニカル系のコース。

雰囲気的にはバイクパークのコースというより自然なトレイルに近い感じがする。

ダブルブラックのトレイルだけあって、とても深いところが多く、エンデューロバイクのストロークでは物足りなく感じることが多々。

初めは良かったのだが、このトレイルの中盤くらいの少し深めのところで、リアタイヤにお尻を押されて派手に前転してしまった。

そして運悪くこけて手をついたところに岩が。

おそらくだが、この岩で左手の手首を少し深く切ってしまった。

切り口が深かったこともあり、なかなか血が止まらなかったが、その血液で傷口付近に付着した泥はある程度落ちた。

ただ幸いなことに、自転車には大きな損傷はなかったのでライド続行。

何とか自力でビレッジまで戻ることが出来た。

山の中腹くらいで怪我をしたので約半分は怪我をした状態で乗っていたことになるが、アドレナリン効果だろうか、不思議と走っている間はあまり痛みを感じなかった。

ただビレッジに戻ってきた瞬間から、だんだんと痛みを感じるように。

家に帰って綺麗に洗った後に手当をしましたがこれから仕事が…..

バスに飛び乗って、ギリギリ仕事には間に合いました(^^;

クランクワークスのレース出場までに良くなってくれないと困るなあ。