クランクワークス中はToonieレースは開催されていなかったのですが、9月に入りクランクワークスも終わったのでToonieレース再開です。

ただ私のリアカセットは、ウィスラーに来た時に比べ、小さくなる一方

クランクワークスのレースのために10sから6sへと段数も減り、完全にダウンヒルバイクのドライブトレインと変わりなくなってしまいました。

流石にダウンヒルバイクと同じドライブトレインの構成で、クロスカントリーレースは無謀だし、そもそも登りなんて登れたものではないのでカセットを戻そうかとも考えたが、チェーンも替えないといけないし、何より面倒なのでそのまま来てしまった。

ただ唯一の救いはフロントに小さなチェーンリングを備えていること。

なので手動でチェーンを内側の小さいチェーンリングに落とせば、それなりに登れるはず。そう信じるしかない。

今日のレース会場は営業が終わった後のバイクパーク

流石に、ダウンヒルのドライブトレインの奴がスタートの先頭近くにいれば他の人の邪魔になるだろうと思い、スタートは最後尾からスタート。

いざレースが始まり、初めはバイクパークのメンテナンスのために使われる幅の広いダートを走るが、斜度はそれなりに急で、このギア比だとそれなりに速度を保たないと止まってしまうというか登れない。

なので、立ち漕ぎも交えながら比較的早いスピードを保って登った結果、B-LINEのシングルの登りに入るまでに、最後尾から全体の9割ほど抜かしたと思われる。

そしてシングルの登りに入ってからも、バイクパークのトレイルなので本来は下り用のトレイルを逆走して登っているのでこちらもそれなりに速度を保っておかないと登れないので、死ぬ気で漕ぎまくった結果、Fitzsimmonsのトップに着いた時にはすでにトップだったようだ。

そして今回は、レース後のチケットの受け取りはFitzsimmonsのトップだったはずなのだが、それらしき人がいない。

少し探したが、自分以外にいるのは自分とほぼ同じタイミングで到着してリュックを下ろそうとしているおじいさんだけ。

私はそのおじいさんの事を普通にレースの参加者だと思い、軽く挨拶だけしてスルーしてしまった。

仕方がないのでそのままダウンヒルに。いつも走っていてコースも知っているので飛ばしてそのままゴール

ゴールで待っていたスタッフにチケットを貰えなかった事を伝えたが、「お前本当に正規のルートを走ったのか?」「そもそもそんなドライブトレインでToonieレースに参加していたのか??」と散々疑われ相手にしてもらえず。

ただ、ちゃんと真面目に走ったのでその事を伝え、どんな人がチケットを渡す係だったのか聞くと黒い電動フルサスに乗ったおじいさんとのこと。

そう私とほぼ同じタイミングでトップに着いたおじいさんだ。

仕方がないからそのまま帰っても良かったんだけど、ゴールにいたスタッフの言動に相当腹を立てていたので、そのおじいさんが全員にチケットを配り終え山から降りてくるのを待つことに。

ただ自分はトップでゴールしてまだ100人程後ろにいることになるので一時間は待たないと行けないだろうなと覚悟。

結局待ちに待って、一時間半、待ったところでようやくそのおじいさんが降りてきて、話しかけた所私の事をしっかり覚えていてくれて、無事にチケットを貰うことができました。

お詫びとしてフードのチケットを二枚くれました。

チケットを受け取りアプレット会場に向かい、真っ先に私はゴールに居たあの感じの悪いスタッフを探し出してチケットを見せ「あのおじいさんがしっかり私のことを覚えていてくれたよ。お前のさっきの言動は流石ひどいよ」と一言行ってやったところ、少し後ろめたそうに「ああそう」みたいな。

最後まで微妙なスタッフでしたが、この後フードの受け取りの時にチケット二枚差し出したら配膳のスタッフに「なんで二枚持ってるの?」と聞かれた時にすかさずゴールに居たスタッフが「それは我々のミスのお詫びだから」って言ってくれたので彼の事は許しましょう笑

カレーのような食べ物を二種類二人前。

お腹いっぱいです笑