今回紹介する商品
SantaCruz Bronsonの第二回目のアップグレードはチェーンガイドの装着。
今回購入したのはONE UP CHAIN GUIDE ISCG05 V2
価格:約5500円
重量: 40g
キャパシティ: 26-38T
チェーンライン: 7 .5mm調整可能
マウント: ISCG05
素材: 7075アルミニウム、トップガイドはガラス強化熱可塑性樹脂ブースト規格、楕円形チェーンリングにも対応
最近では殆どのマウンテンバイクにナローワイドのチェーンリングが装着されており、従来のチェーンリングと比べチェーン落ちは格段に少なくなっていますが、NWチェーンリングも完璧ではなく、まれに落ちることがあります。
もし、レース中にチェーンが落ちれば大幅なタイムロスに繋がりかねませんし、フレームにもダメージを与えてしまう可能性もあります。
現に私が今まで乗っていたGIANT REIGNには、NWチェーンリングは装着していましたがチェーンデバイスを装着していなかったが為に、レース中にチェーンが落ちて何人もの人に抜かされたこともありますし、フレームは落ちたチェーンによって傷だらけになっています。
今回カーボンフレームのMTBに乗り換えたことも有り、まだチェーン落ちは一度も無いのですが、万が一落ちた場合にフレームに傷が入る可能性を低くするためにチェーンデバイスを購入しました。
チェーンデバイスも完璧にチェーン落ちを防げると断言することは出来ませんが、NWチェーンリングとデバイスの組み合わせでは限りなくチェーンが落ちる可能性は低くなるでしょう。
また万が一チェーンが落ちたとしてもフレームとの間にチェーンデバイスの金属のプレートがあるのでフレームに直接傷が入る事も防げます。
取り付け
ONE UPのチェーンガイドはクランクを取り外すことなく装着することが可能な設計となっています。
また取り付けに必要な工具は4mmのアーレンキー 1つで調整まですることができます。
正しい取り付け手順は公式ホームページの商品サイトで紹介されていますが、正直取り付け自体はそれほど難しくありません。
チェーンライン調整用のシムが5枚付属しているので、このシムを使って様々な自転車に適合させることができます。
またシムを5枚以上使用する場合は付属の2.5mmスペーサーを使用して調整することが出来ます。
今回私はシムを5枚も使用しないで良さそうだったので2.5mmのスペーサーは使用せずに取り付けようとしたところ、デバイスがフレームと干渉してしまったのでSantaCruz Bronsonに取り付ける場合はフレームとチェーンデバイスの間に2.5mmのスペーサーを取り付ける必要が有りました。
この2.5mmのスペーサーを使った所、位置はバッチリだったので結局シムは使用しませんでした。
最後に高さの調整をして取り付けは完了です。
感想
このタイプのチェーンデバイスの取り付けは初めてだったということも有り、調整に少し手間取りましたが、サクッと取り付ける事ができました。
取り付けた後の見た目はチェーンデバイス自体が小さいので目立つこともなくうまく溶け込んでいます。
またこのタイプのチェーンデバイスは通常時どことも接触していない為、取り付ける前と後で抵抗は増えないのでペダリングには一切影響はありません。
デバイス装着後何度もライドしていますが、今の所一度もチェーン落ちはしていません。
多少の重量増加にはなっていまいますが、ダウンヒルなど激しい走り方をされる方には特にお勧め出来るアイテムです。
今回私はブラックを購入しましたが、他にも6色あるのでバイクのフレームに合ったカラーを選んでみても良いかもしれません。