今回紹介する商品
SantaCruz Bronsonの最初のアップグレードとして今回はボトルゲージを買ってきた。
今回購入したのはSpecialized Zee Cage II
商品名:Specialized Zee Cage II
価格:2500円
重量:43g
SWAT™ソリューションと互換性があり
このボトルゲージの最大の特徴はボトルを左右どちらか一方から収納することができる。
また、今回私が購入したモデルの素材は強化複合材料だが、カーボンモデルもあります。
なぜこのボトルゲージなのか?
Bronsonを買った時におまけとして金属製のボトルゲージは付いてきたのだが、まずカーボンバイクに安物のボトルゲージは似合わないのと、一般的な上からボトルを出し入れするタイプの物なので出し入れがしづらい。
自転車の形状上、ボトルゲージはだいたいフレームの前三角の中に収められる事が多いが、フルサスバイクの場合は前三角にリアショックが収められている事が多くロードバイクやハードテイルと比べるとどうしてもスペースが狭くなってしまう傾向がある。
実際にほぼ実寸に近いサイズで比較画像を作ってみたが、この通り、フルサスはボトルが窮屈になってしまう事が多い。
なので前三角が狭くボトルの上にクリアランスが少ない場合は、左右から出し入れできるボトルゲージが便利というわけだ。
逆に、ハードテイルなどボトルの上部に十分なクリアランスがある場合は、上からボトルを取り出すタイプの物の方が、スムーズにボトルの出し入れを行う事ができるかもしれない。
実際に検証
実際に縦から出し入れするタイプと左右から取り出しできるタイプのボトルゲージのクリアランスの差を、私のSantaCruz Bronson Mサイズとロングボトルを使って、検証してみたいと思います。
とその前に、完全にボトルを収納している時のクリアランスがこちらになります。
ロングボトルだとクリアランスがあまりないことが確認出来ると思います。
ではまず最初は購入した時におまけとして付いてきた上からボトルを出し入れするタイプの金属製の中では一般的な形のボトルゲージの場合。
上から入れるタイプと言え多少横向きにしてボトルを収納することができるが、やはりボトルの上部がフレームのトップチューブに当たってしまい、スムーズにボトルの出し入れが出来ないほかに、使い続けるとフレームに細かいかすり傷が入らないとは言い切れない。
それに比べ、左右から出し入れ出来るタイプのボトルゲージはどうだろうか。
こちらはご覧の通り完全に真横からボトルを出し入れすることが出来るため、ボトルの上部にクリアランスがなくてもフレームに当たることなくスムーズにボトルの出し入れを行う事ができました。
結果
やはり左右から取り出すタイプのボトルゲージは、フロント三角が小さくなりがちなフルサスバイクには有効だということがわかりました。
ただし、全てのフレームに当てはまるとは言えないので、自分の自転車や、自転車のサイズと相談してください。
また取り出しをスムーズに行えるようになっただけでなく、金属製のボトルゲージからこのボトルゲージに交換することで、数グラムではありますが、軽量化にも繋がりました。
交換には六角レンチさえあれば数分で交換出来るので、お手軽に出来る割にはメリットの大きいアップグレードだと感じました。