今日はワナカを街を観光してからクイーンズタウンに移動することに。
この辺りからガスの値段も上がってきた。
ウェストコーストのあたりはずっとディーゼルは200を切っていたのに。
それにしてもガソリンが高いニュージーランドなので、
ディーゼル車にして本当に良かったとつくづく思う。
私たちのハイエースは食いしん坊だが、それに負けず劣らず私も食いしん坊。
そんな私は新しい街に着いたらまずする事がある。
それはGoogleで目ぼしいレストランやカフェを検索する事。
今回それで興味を持ったのがBig Figという、レバノン料理のお店。
人気のお店でごはん時は空席を見つけるのは簡単ではないが、
お客さんも皆カフェで滞在するかのように長居する人はおらず、
食事を楽しんだ後はササッと席を立つので回転は早い。
ミールはチョイスでスモール、ミディアム、ラージサイズのプレートが選べ、
それぞれに値段が設定されている。
そのプレートによって選べる品数が決まっているが、
ショーケースに並んだ豊富な種類の食べ物から選ぶのはワクワクする。
レストランで席に座って、活字のメニューから想像力を駆り立てて選ぶよりも、
目の前に並ぶ色とりどりのサラダや、
時間をかけてホロホロになるまで煮込まれたであろうお肉を見ながら、
これが食べたい!と、選んでいくスタイルの方が簡単だし楽しいから好きだ。
レバノン料理なんてお目にかかるのも初めてだったが、その品数のバラエティにびっくりした。
炭水化物は、ライス、お豆、クスクスのパスタ、お芋を煮たり、ローストしたりしたもの。
サラダは、コールスロー、グリーンピーとケールのサラダ、ビーツの根菜サラダ、カボチャのサラダ、お豆のサラダ、他にも何種類か。
メインは、煮込みのお肉料理や、鶏肉とレモンのローストしたもの、ファラフェル等、豚肉以外のものが並んでいた。
また、ほとんどのサラダと炭水化物がヴィーガンOKのお料理だったのも私たちにとってはありがたかった。
あと、忘れずにソースも頼むと良い。
私達はローストポテトのディップ用アイオリを貰ったんだけど、それがガーリックがよく効いてて最高だった。
お皿にモリモリによそってくれるが、
味付けが濃すぎなく、癖も強くないので美味しく沢山食べれてしまう。
私はお皿が結構大きかったので私はミディアムのプレートにしたが、
ラージサイズでも意外と食べれてしまうだろう。
別料金にはなるが、デザートも充実していた。
オーツとヨーグルトの冷たいデザートが何種類かと、
クッキーやケーキの暖かいペイストリー系。
料理が本当に美味しかったので、
リンゴとローズヒップのケーキを買ってテイクアウトすることにした。
結局レバノン料理とは何って聞かれると、実際なんなのかよく分からない。
言ってしまえばニュージーランドによくあるデリに近かったし、
特別な香辛料の風味を感じたわけでもなかった。
どちらかと言うと、毎日でも食べたい給食に近い感覚。
相席で隣に座ってきたブラジル人の男の人も、
ワナカに暮らして長いらしいが、彼もここが好きで週に何回も通っているらしい。
このレバノン料理屋さん、ワナカ湖の目の前にある観光エリアのど真ん中にあるので、
ワナカに来た際には是非是非足を運んで欲しい。
ワナカは人気の観光地なので、普段は見かけない韓国料理や、中華料理などもあって
どれも少し気になるけど、結局このレバノン料理屋さんが好きすぎて
いつもここへ来てしまう私は、他のお店に行けたことがないが。
もう一つワナカの人気観光スポットと言えばラベンダーファーム。
私たちの訪れた時期は4月末と、もう秋だったので、
ラベンダーは収穫済のため、一面のラベンダー畑は見れなかった。
なのでショップでこちらで精製されているいろんなラベンダーグッズを物色することにした。
ここで作られている蜂蜜が4種類くらいあったので全て試食してみた。
全てめちゃクセ強。
今までノーマルな蜂蜜かマヌカハニーくらいしか食べてこなかったからかもしれないが、
ラベンダーハニーなるものはなかなか強烈なラベンダーの香りのする蜂蜜で、
味もまろやかと言うよりとんがっている新進気鋭な蜂蜜って感じ。
私の好みでは、なかった。
食べ物以外の石鹸や、ロウソク、アロマ系の商品は全ていい香りで気に入ったが、
お値段がなかなか可愛くなかったので、
その中でも一番気に入った一つだけに絞ることに。
キャンパーの中の生活臭を消してくれるであろう、
ラベンダーのロウソクが第一候補に残った。
でもよく考えると、寝る前に付けたロウソク、間違えて倒して引火しかねない。
と、思い直して、マッサージオイルを買うことに。
これならなんの心配もないしよく使うだろう。
そしてこのマッサージオイルは買ってみて大成功だった。
カモミールと、アーモンドオイルと配合されているこのマッサージオイルは、
ラベンダーの香りがキツすぎず、使いやすいしとにかくいい香りで、
疲れた日にこれで肩周りのマッサージをしたら天にも登る気持ち。
このショップに足を運ぶだけでも楽しいけど、
ラベンダーファームで綺麗な紫色の写真を撮りたい人は
是非12月から3月のニュージーランドが真夏の時期にお越しください。
そんな美しいワナカを満喫した私達は次の都市へ。
そう、ついに待ちに待ったクイーンズタウンだ。