NZバンライフ93日目　テ・ワイポウナムの世界遺産エリアをドライブ

今日の旅は世界遺産指定地域テ・ワヒポウナム（マオリ語で翡翠の産地）の国立公園を突き抜けていくドライブルート。

フレンツジョセフの街を抜けて、まず最初のストップはフォックスグレイシア。

残念ながらこちらのグレイシアは土砂崩れによる道路封鎖のため近くまで見にいくことはできなかったのでほぼスルー。

そして向かうはハースト(Haast)の街。

ウェストコーストを奔る６号線の最南端。

カヒカテアの木(Kahikatea tree)と言う、高さ６５mのニュージーランドで一番背の高い木の森を抜けていくドライブウェイが美しい。

カヒカテアの木、なんと樹齢は600年にも上るらしい。

 

フォックスグレーシアから２時間ほどドライブするともう間も無くハーストへ到着。

その前にワンストップ。

シップクリークウォーク(Ship Creek Walk)に海岸線を散歩しに。

情報ではイルカが見えるらしい。

どうか現れますようにと、しばらく海の向こうを眺めていると、向こうの方に何個か黒いものが動いているのが見えた。

携帯のカメラではうまく捉えることはできなかったが、それは紛れもなくイルカだった。

とてもラッキーだ。

カヒカテア森から流れて出て来るタンニンを含んだ焦げ茶色の川が美しい水色の海と交わっている様子も見えた。この辺りは自然のパワーが素晴らしくて清々しい気持ちになる。

そしてこのウェストコースト最南端、世界遺産ハーストの街へ到着。

このハーストにあるビジターセンターへは是非立ち寄って欲しい。

この陸の孤島ハーストの街から広がる国立公園でのトレッキングの情報が沢山あるので、この辺りをハイキングしたい人はここで情報収集をしましょう。

私たちは先を急いだので、このハーストの街を通り更にドライブ。

ずっと西海岸を南下していた６号線は進路を変え、次は内陸のほうへ向かって進んでいく。

アスピリン国立公園内を通って行くこの先の道は見所がいっぱい。

特に並走して流れているハースト川の青さが目を見張るほど。

もうどこもここも、そこら中が素晴らしいピクニックポイントだった。

しばらく走ると一つ目の滝、サンダークリーク滝(Thunder Creek Fall)が現れる。

紛れもなくクリスタルクリアな水。

とっても冷たく見えるが、触って見ると、やっぱりとっても冷たかった。

グレイシアからの流水だから当たり前か。

そしてそこから間も無くしたところにあった渓谷（Gate of Haast)。

橋の脇に車を止めて急流を眺める。

相変わらずクリスタルクリアな水が美しい。

 

そして二つ目の滝はファンテール滝（Fantail Falls).

きっとこの時の私は、あまりこの滝には魅了されなかったのだろう。

まともな滝の写真はなく、この人々が河原に作った積み石にフォーカスした写真しか撮っていなかった。

このファンテール滝の周りには色とりどりな石がゴロゴロしていたのも印象的だった。

が、前に見つけたようなグリーンストーンかなと、思うような石は全く見受けれなかった。

ファンテール滝から少し走しったところに、上流へ冒険できる渓谷があったので立ち寄ってみた。

冷たい水だと分かっていたが、先客が川の中を奥の方まで進んで行ってるのが言えたので私たちも入水してしばらく歩いてみた。

しばらく歩いてみたが、あまりにも冷たすぎて、すぐに足が痺れてしまって到底太刀打ちできなかった。

奥にいるおばちゃんたちはどんな屈強な冷水耐性を持っていたのだろうか。

本日はBlue Poolsというその名の通り美しく青い自然のプールが見える観光スポットの前にあるDOCのキャンプ場、キャメロンフラットキャンプサイトへ泊まることに。

寝る前に今日最後のウォーク。Blue Poolsへサクッと散歩へ行ってみた。

40分程歩いた所で、目の前に橋閉鎖の看板が。

橋が壊れていたため、お目当てのプールの近くまではたどり着くことができなかった。

よって、遠くから橋をのぞむ。

あの奥に有名なブループールがあるらしい。

今日は一日朝から沢山ドライブして、沢山歩いて、お疲れなまさきくん。

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キャンプ場へ戻り、ささっとキャンプ飯を作って就寝。

明日はついにワナカに向けて出発だ。