昨夜泊まったのはのはDOCのマヒナプア キャンプ場(Lake Mahinapua Campsite)。
結構広くて、遅く到着してもスペースがいっぱいになることはなさそう。夕方になるとカヤックでフィッシングしてる人がチラホラいた。キャンプ場で釣りしてそのまま調理して食べるなんて楽しそう。
このキャンプ場には広いシンクのキッチンエリアと流せるトイレ、リサイクルのビンも完備されていて、とても過ごしやすいキャンプ場だった。
キャンプングカー生活していると、リサイクルが溜まってくるのが悩みの種でもあったりするが、ここのキャンプ場は珍しくゴミ箱以外にもリサイクルも設置されているのがありがたかった。
このマヒナプア キャンプ場から30分の距離にホキティカ渓谷(Hokitika Gorge)という人気観光エリアがあるので、まず朝一にそちらの方へ向かった。
特別なブルーの色が有名なホキティカリバーの周りを歩けるくハイキングスポット。何個かあるつり橋の一つが老朽化で渡れなくなっていたので、歩けるルートが少し短くなっていた。
でもその人気ぶりを裏付けるくらい美しい、目の覚めるようなブルーの川は一見の価値有り。
そしてこのホキティカという街、ポウナム(グリーンストーン)が特産物で有名な街。
小さな街だが、歩けばポウナムのジュエリーやアート作品を専門に扱うお店が何軒か目に入る。自分で石を研磨するアクティビティも人気。
数年前にここに来た時、是非とも自分で見つけた石をペンダントにしたいと思い、ホキティカビーチで一生懸命探した。
2日かけて探しまわったが、結局その時見つけれたのはただの石だった。
それでも気に入った石を自分で研磨してペンダントにする過程は楽しかったのを覚えている。
そんなこともあったので、今回は是が非でも本物のグリーンストーンを見つけたいと、意気込んで色々と調べてみた。
この探すミッションだが、探しても良い場所が限られている。特にアラフエ川(Arahue river)の周りはマオリの神聖な場所なので禁じられている。私たち一般人が探してもいいのはホキティカ川の河口か、ビーチだ。
なので私たちは今回お手本の画像を見ながらホキティカ川の河口で探してみることにした。
濡れている状態じゃないと石の色がハッキリ見えないので川の中の石を探す方が分かりやすい。
お手本と照らし合わせてみるとどれもポウナムなような気がするし、どれも違うような気もしてくる。
ただ、途中から目が慣れてきたのか、見本の画像の左下のような石が何個も目につくようになる。とっても小さい破片のような石から、それなりに大きさのものまで、何個も何個も。
が、しかしこの石がなかなか脆い。落としたらパリーンと、層が剥がれ落ちてしまったりした。私たちは世にも稀少なグリーンストーン様がそんな割れやすいわけはない、きっとめちゃくちゃ堅いはずだ、と勝手に決めつけて大きな岩に叩きつけて強度の強いものを選定する作業をしたりしていた。
無知って怖いです。そんなことは決してしないで下さい。
後にわかることだが、まさかのそのパリーンと割れる石たちが本物のグリーンストーンだった。
しかもExtremely レアな!!!
とにかく両手に収まるくらいの量のグリーンストーンだと疑がわしい石達を選別した私たちは、風呂敷に詰め込んで持っていくことに。
次の日に予約の取れる石を研磨するワークショップも予約した。
そんなこんなで本日の宿は、今日もDOCパスの使えるDOCのキャンプ場、Lake Ianthe Matahi Campsiteを予約した。
ここのキャンプサイト、なかなか激戦区。ただでさえ、この辺りにはキャンプサイトが少ない上に、小さいキャンプ場なのでスポットが12個しかない。しかも地元の釣り人達にも人気のスポットらしく、その車が何台か止まっていたりするので、例え予約していてもスポットがない可能性が全然あるので、要注意です。
溢れたとき用のカーパークがハイウェイ横にあるけど、もちろん全然ナイスじゃないよ。