今日はMAGURA MT5のレバーを折ってから一ヶ月以上がたって,
やっとシマノのブレーキレバーを購入したので、今回は遂シマグラ化を行います。
購入したシマノのブレーキレバーは、shimano bl-m8000 XTグレードのブレーキです。
MT5のキャリパーと並べると少し色合いが違うことが判明。
MT7のキャリパーであれば似た色なのでは?と思います。
ただ、MT5とMT7の違いはほぼレバーにあるので、シマグラ化するならMT5で十分と言うわけです。
フロントに関してはパッドもMT7の物を使用して、ピストンリングも蛍光イエローに交換してあるのでほぼほぼMT7です。
リアはMT5のパッドを使用していますが、なくなり次第MT7のパッドに交換予定です。
では実際にシマグラ化を行う際の作業手順を写真と共に簡単に説明していきます。
まずどこまでシマノのパーツを使って、どこまでMAGURAのパーツを使うのかですが、ホース以降全てシマノの物を使います。
ホースをキャリパーに固定するボルトはマグラ純正のボルトを使用しますが、問題なくシマノのホースを取り付けることが可能です。
次に、ホースをフレームに仮固定してカットする長さを決めます。
今回、ホースはレバーに付いてきたものを使用。
微妙に長くて、前後とも少しずつカットする必要がありました。
本来ホースをカットする時は専用の工具が有るのですが、自分は持っていないので、いつもカッターナイフでカットしていますが、切り口が垂直になるようカットすれば問題ありません。
ただ、以前勢い余って自分の指をグサッとやってしまった事が有るので、くれぐれもお気をつけて….
ホースのカットが済んだら、インサートを叩き込みます。
この前、別自転車のメンテをした時はインサートが入りにくかったものの、このインサートは割と素直に入ってくれました。
こういった作業をする時はバイスがあると、とても作業が捗ります。
自分が持っているものは、とても小さいタイプですが、それでも大活躍です。無かったら作業できません笑
インサートを入れ終わったら、上の写真の通りにリーブやら締め付けるボルトやらゴムのカバー等を通し忘れないようにして、ホースとレバーを繋げます。
ボルト締め付けるときはくれぐれもトルク管理には気をつけて下さいね。
ホースの接続まで完了したら、後は、いつも通りエア抜きをします。
レバー側にじょうごをセットして、キャリパー側から注射器でシマノ純正のミネラルオイルを注入していきます。
エアが完全に抜けるまでエア抜きをしたら、じょうごと注射器を外して作業は完了!
ですが、どうも注射器を外した際にどうも少しエア抜が入ってしまったようで、タッチが少し微妙な気がする….特にリア。
フロントは完璧にエア抜き出来ました。
リアはフロントに比べてホースも長いので、タッチが微妙に悪くなるのは仕方ないことですが、後日再度エア抜きやり直します。
と言っても実用できないレベルでは無いので取り敢えず17日のトレイルライドはこのまま参加します。
完成したGIANT REIGNの姿がこちら。
シマノのレバーに変わって、見た目も握りやすさもGoodです。
マグラの縦に分厚いレバーはどうしても自分の手には馴染まなかったのですが、シマノのレバーはとても握りやすいです。
まあ、慣れなんでしょうけどね笑
リアキャリパー周り。
フレームとかが傷だらけなのは置いておいてピストンのリングとフレームカラーがマッチしていて最高です。
ずっとこの組み合わせがやりたかったんですよ….ついに叶いました
あとはローターを交換したいです。
今使用しているシマノの安いローターはメタルパッドに対応していないので、せめて、メタルパッドに対応したローターを装着したいです。
ローター径は今のままで180mmでも良いかな?と思っていますが、フロントは203mmにするのもアリですね。
家の周りで乗った感じはとてもいい感じですが17日のトレイルでのシェイクダウンが楽しみです!
※今回紹介した手順はあくまで自己流であり、トラブル等一切の責任を負いません。あくまで参考程度で宜しくお願いします。
まあ、シマグラ化なんてマニアックなことやろうと思ってる人はそれなりに技術お持ちだと思うので大丈夫ですよね笑