今日はほぼ9ヵ月ぶりに実家の裏山にある小学生の頃からお世話になっているトレイルの現状調査へ。
前回このトレイルへ来たのは台風前でそれ以降一度も来ていないが、それなりに荒れていることが予想される。
台風後初めてのトレイルは倒木などを乗り越える際に担ぎやすさを重視してハードテイルをいつもチョイスしています。
今回調査するのは自分がメインで使っていた周回コース。
まず初めにメインのトレイルから出てきた所からの帰宅用トレイルの調査です。
自分の実家は山の上にあるので帰宅用トレイルは基本登り基調で距離は短め。
トレイル+農道で実家まで帰ることができます。
まず最初に見えてくるのは水飲み場。山からの湧き水?だと思います。
いつもトレイルを一本下ってきて帰る時にはここで喉を潤していました。
この水飲み場のお陰でたとえ真夏であっても完全手ぶらでトレイルが楽しめます!
コースの全長は短いですけどね(^^;
先に進むと早速倒木が….っといってもしっかり撤去されており通行には全く問題なし。
このトレイルはほとんど人が入っていないので台風後そのままかと思っていましたが、手入れしてくださっている方がいるみたいですね。
これはこの先すこし期待できそうです。
そしてなんと帰宅用トレイルは特に障害もなく農道にでる事ができました。
完全開通です!
農道をずっと進むと実家に帰ることができ、実家に住んでいた頃はこれでゴールでした。
実家からトレイルの入り口まではわずか300m強。
距離は短いものの、ひたすら激坂です。
幼い頃6段変速の子供用自転車で登りきれた時は本当に嬉しかった事を今でも覚えています。
今は自転車の性能も良くなり10段でリアのスプロケットも42Tなのでまだ楽ですが、それでもこの辺りの坂はきついなと感じます。
トレイル入り口の神社に軽くお参りしてトレイルへ入ります。
境内の木が倒れていたり、一部修繕工事中でした。
しばらく座り込んでいましたが落ち着くというか、でも複雑な気分です。
重い腰を上げていざトレイルイン。
ここの景色お気に入りなのでもう一枚写真を撮ったものの逆光が酷くて完全に背景が白飛びしてしまいました….
トレイルヘッドを目指し先に進むと早速倒木の痕跡がありました。
ここも撤去されていたので良かったものの、撤去されていなかったら自分の背丈ほどある倒木を超えて先に進むのは至難の技だったと思います。
たとえ超えることが出来たとしてもまだトレイルに入ったばかりの序盤です。
先のことを考えて引き返していたかもしれません。
さらに先に進むと道筋は完全になくなりました。
この場所は夏に来ても背の高い雑草で完全に埋まってしまいますが、今回は木なので手ごわい。
もうここまでなってしまうと道を知らない人だと困ってしまいそうなレベルです。
乗車出来そうな場所にでて漕いでいたらいきなり太ももに引き裂かれる痛みを感じて急停車
確認してみるとこんな刺だらけの枝を巻き込んでいました。
辺りを確認してみるとこれと同じ枝だらけ….恐ろしいです。
そうこうしてようやくトレイルヘッドへ到着。
色々な試練が待ち受けていましたが何とか通る事は出来ました(笑)
けどまだまだ先があります。
下り区間に入った直後に大きな倒木が。
幸いコースに沿って倒れたお陰で通行に支障は有りませんでしたが、綺麗に平行に倒れたのは奇跡ですね。
この倒木は実家を出る前からある倒木ですが、少しずつ朽ちて高さが低くなって来たので乗り越えやすくなってきていますが、徐々に右側の崖の方へ落ちていっています。
そして今回一番驚いた場所がここ!
以前は青空が見えるどころか陰になっていて昼でも薄暗い場所でした。
それが今では何という事でしょう青空が見えるどころか町の方まで見えるほど吹き抜けているではありませんか。
この変わりようにはさすがに驚かされました。
下をのぞき込むと倒れた倒木だらけです。台風の威力の強さを物語っていますね….
最後はこの記事の一番最初の写真の場所へ戻ってきて一周完了です。
今回の調査で何とか一周走れることは確認できましたが、決して気持ちよく走れるわけではないので手入れはまだまだ必要です。
と言っても次このトレイルに来るのはいつになる事でしょう…..
思い出のあるトレイルなので完全に走れないというような状態にはなってほしくないというのが本音です。
ほぼ一日がかりのトレイル調査となりました(^^;