いきなりですが、カナダでは日常生活で現金を使う機会は日本と比べてとても少ないです。
日本ではクレジットカードが使えないお店があったりしますが、カナダではクレジットカードが使えない店は殆どありません。
たまーに使えないところがありますが、本当に稀です。
またクレジットカードもタップするだけでパスワードも入力することなく支払いが出来るので非常にスムーズです。
なので日頃から現金は持ち歩いていなくてもそんなに困りません。
そして、今回のコロナの影響で更に現金を使わなくなりました。
というより、使えなくなりました。
人と人の接触を避けるために、現金での支払いを一時的に受け付けない店が多くなったからです。
そうなると更に現金を持っている意味が無くなってしまいます。
ただし、チップは現金支給で貰っているので財布の中に現金がどんどん溜まっていく。
溜まっても使えないし、かさばるのでATMで銀行に預けようとしたのですが、このときに事件は起こりました。
紙幣の枚数は上限の範囲内だったのですが、なぜか機械の中で詰まってしまい、何度かATMが詰まった紙幣を出そうとしている動きを見せた後「ガシャン」となにかを下に落とす音がした後にATMは待受画面に戻ってしまいました。
もちろん、現金もキャッシュカードすら帰ってきていません。
私の後ろに別の人が待っていたのでその人に同じATMを使ってもらって、他の人が使っても私のキャッシュカードなどは出てこない事を確認できたのでとりあえず一安心。
この日は週末で窓口は空いておらず、ATM横に書かれていたお問い合わせ番号に電話をするも「コロナの影響で繋がりにくくなっています」とのアナウンスが永遠と流れるだけ….
結局この日は諦めて後日窓口へ行きました。
窓口では、いつ、どのATMで、いくら入れたのか、そして何が起こったのかなどなど聞かれました。
ただ、ATMにお金を入れる前にしっかりは数えていなかった。
もちろんだいたいの金額は分かるけど、正確には…ね…
なので大体の金額を伝えたところ、お金に関しては後日ATMの中の差分を計算した上で口座に反映してくれるとのことでした。
吸い込まれたキャッシュカードはどうやら捨ててしまったとのことなので新たに作り直してもらいました。
もちろん無料でその場で作ってもらえます。
ただ、キャッシュカードを作り直して最初はタップでの支払いは使えないので注意が必要です。
一度ICチップを読み込ませて、パスワードを入力して決済することにより、タップでの支払いが使えるようになります。
また吸い込まれた現金ですが、言った額全額が口座に反映されていました。
反映されるまでの期間は大体4日くらいかかりました。
なにはともあれ、お金も、キャッシュカードも帰ってきてよかったです。
みなさんも、もし海外でATMにキャッシュカードや、現金が吸い込まれても焦らず、窓口が開いていればすぐに対応してくれます。
ただ銀行ではなく町中に設置されているATMの場合は少し大変かもしれませんね^^;