今日はカナダで人生初のマイカーを購入します!
ウィスラーに住んでいて車がないと、ウィスラーから出ることはほぼ不可能に近いんです。
隣町ペンバートンへはローカルのバス会社から1日数本バスが出ているのでまだ、行きやすいが私は自転車に乗りに行きたいのでバスだと少し不便。
スコーミッシュはウィスラーより大きい街で物価もウィスラーに比べて安いので気軽に行けると助かるのだが、バスが殆どない。
バンクーバーはいくつかのバス会社が運行しているが、どのバス会社もバンクーバーからウィスラーへ来る事を前提にしたスケジュールなのでウィスラーからバンクーバーへ日帰りで行く場合、最長でもバンクーバーにたった4時間しか滞在出来ないなど、車を持っていないと非常に不便なんです。
なのでずっと車は欲しくてFacebookなどのグループで中古車を見てはいるものの良いなと思う車はなかなか見つからず….
カナダの中古車は日本の中古車よりも結構高いです。
日本だと10万キロも走っていれば結構走っているイメージですが、カナダだと10万キロなら「low mileage(低走行距離)」って書かれて売りに出されていることもしばしば。
日本人の感覚だと10万キロもはしって低走行距離だと?!?!?!?ってなります。
でも中古市場だと20万キロの車もたくさん売れています。
中には30万キロなんてのもありますが、流石に30万キロ走行していると皆なかなか買わないので価格もぐっと安くなります。
またカナダには自動車メーカーが無いので、殆どが輸入車だということも車が高い理由の1つだそうです。
なかなかこれといった車を探せない中Twitterに「車ほしいな~」といった何気ないツイートをしたところ、なんとバンクーバーの車屋さんで働かれているフォロワーさんから車を紹介していただける事になりました!
そのきっかけになったツイートがこちら。
土肥さんがカナダに来るまでにどうしても車を買いたい。
そしたらバイクパーク以外のカナダの素晴らしいトレイルへ行き放題になるから。
にしてもなかなかいい車が見つからない。というかカナダの中古車市場日本と比べて高い気が…..— Masaki (@masaki3014) March 22, 2020
まさかTwitterで呟いて車が見つかるとは思っていませんでしたよ….本当にありがとうございます!
カナダには車検制度が無いのでボロボロの車は本当にボロボロなので個人から直接購入するときはしっかりチェックしないといけません。
今回は個人から直接購入するのではなく、Nippon Auto Centreという車屋さんからの購入だしずっとこの車屋で面倒を見てきた車で整備記録もあるとのことなので信頼できます。
また購入した車は走行距離20万キロ超えと、日本の感覚からすると過走行車ですが、納車前にしっかり整備していただいたのでまだまだ乗れるよとのこと。
本当にありがとうございます!
ということでめでたく車は見つかったのですが、問題はどうやって車屋へいくかということ。
先程書いたとおり、それでなくともウィスラーを出るのは大変なのですが、今はコロナの影響で全てのバス会社が運行を一時停止していて、本当に私一人ではどうしようも出来ません。
そこで今回は大家さんがバンクーバーに行くタイミングに一緒に連れて行ってもらうことに。
ただ大家さんもバンクーバーの家を直すという仕事があるのでバンクーバーの家まで。
バンクーバーの大家さんの家の前のストリートは八重桜で満開でした。
ここからNippon Auto Centreさんまでは約12km
電車とバスを乗り継げば簡単にたどり着く事が出来ますが、コロナ真っ只中できるだけ人との接触は避けたいです。
そこで今回は距離も全然自走で行ける範囲内なので自転車で行くことに。
ただ水を忘れたのは大失敗。
バンクーバーはウィスラーより気温も少し高いですし、やはり途中で喉が乾いてしまいました。
この上の写真は道中で「あ~喉か乾いた、どうしよう….」と悩んでいるときに撮影した写真です。
極力寄り道はしたくなかったのでこの公園で少し休んで考えたものの、流石にウィスラーを出発してから一度も水分補給しておらず喉が乾いて仕方がなかったのでこのあとコンビニで水だけサクッと購入しました^^;
そして無事Nippon Auto Centreさんに到着。
ほんとうならここでブログ用に店の外観の写真なんかを撮るつもりだったのですが、ワクワクしすぎて完全に忘れてました。
購入の流れは、
まずは当たり前ですが免許書の確認
その後お店との契約書?にサインして車体代と今回は色々と整備していただいたのでその代金の支払い。
ここまでは一瞬でした。
そのあとICBCの保険屋さんがやってきて保険の加入手続き。
日本では色々な保険会社から選んで加入しますがBC州ではICBC一択です。
選ぶのに苦労しませんが、他の州と比べると高いらしい。
特に今回私は運転歴が浅かったので結構高かったですけどこれは想定範囲内^^;
日本での運転歴が長くて日本で加入していた保険会社から英語の無事故証明書を取得すればその年数に応じて割引を受けることが出来ます。
支払いは一年分一括払いと、一ヶ月ごとの分割払いが出来ますが、私は分割で毎月払うのが嫌だったので一括で支払いました。
月々で割るとだいたい$330くらいでした。
無事故歴が長くなればなるほど割引が効いて最高で40%ほど割引してもらえるようです。
周りで最高割引を受けている人に聞くところ大体月々$200くらいとのことです。
早く私もそれくらいの保健額になりたいですが、いきなりその割引は貰えないので無事故歴を積み重ねるしかありません。
保険の加入自体は全然難しくなく、免許を見せて、いくつか質問に答えて、プランを決めるとその場で自分の保健の金額が分かるので支払い。
ちなみに質問の回答次第で多少金額が変わってくるそうです。
たとえば、車の使用用途「通勤にもつかうのか」「通勤には使わずレジャーだけなのか」みたいな質問などは影響してくるそう。
私は通勤ではほぼ絶対に使わないので使わないと答えました。
だって歩いて通勤できる距離なのに、わざわざ職場の近くのパーキングにお金払って車で通勤しようとは思わないでしょ(笑)
といっても私は専門家ではないので実際どうなのか詳しくは知りません。
保険の加入が終わると晴れてナンバープレートをゲットすることが出来ます!
お店の人にナンバーを取付けてもらってついにマイカーで初ドライブです。
右側通行だし、ウィスラーの近くでは何度か大家さんのピックアップトラックを運転していましたが、都会での運転はカナダに来てから初めてなので最初は緊張しました。
そして最初にやってきたのは近くの山!
折角車をゲットして自由に行きたい所に行けるようになったので走ったことのない山に行きたかったんです。
そういえば今回購入した車ですが、
北米仕様のホンダ・オデッセイです。(なんかオデッセイってイカツイよね。特にちょっと古いやつ)
まさか人生初のマイカーが左ハンドルだとは思っていませんでした(笑)
日本仕様のオデッセイよりボディは大きく日本で富士見に行くときによく運転していたハイエースのワイドボディタイプよりさらに大きい。
エンジンもV6 3.5Lと結構大きなエンジンが搭載されています。
今まで運転してきた中では2番目に大きなエンジンを搭載している車ですね。
ちなみに一番は大家さんのタンドラV8 5.7L。これに勝てる車を運転することはそうそう無いでしょう(笑)
話は戻ってトレイルですが、初めての山ってだけでワクワクします。
また地域によって看板も全然違うので見ていて楽しいです。
ただこの山はそれほど大きくないので1ラップだけでは物足りなくて何度も登り返しました。
3ラップ目くらいに会ったカップルのマウンテンバイカーに
「元気だねー、これから上まで登るのかい?」
と聞かれたので
「これもう3ラップ目だから実は結構疲れてるんだよ。多分これで最後かな」
って伝えたらビックリしてました。
そして更に3ラップ目を終えた後にまだ体力が残っていたのと次の待ち合わせまで時間があったのでもう一本行こうと登っていると先程のカップルたちが車に自転車を積んでいるところで
「お前さんまだもう一本行く気かい?!?!ほへー」
って言われました(笑)
流石に小さい山とはいえ4回も下から上まで登り返すといい運動になります。
そしてちょうど良い時間になったのでノースバンクーバーのとある場所へ。
実は今回バンクーバーに来たついでに、買いたいパーツがあったのでついでにピックアップして帰ります。
何を買ったのかは次の記事のお楽しみ。
ウィスラーへ帰る前に給油しましたが、コロナの影響でガソリン代はだいぶ安くなっています。
適当に入ったガソリンスタンドで入れて1Lあたり$0.919カナダドル。
日本円だと75円くらい。超安いですよね。もちろん満タンまで給油しましたよ。
この価格が続いてくれると助かるんだけど、、、、なんちゃって。
ウィスラーに帰って来た頃にはすっかり暗くなっていましたが、無事帰ってこれました。
これから今まで行けなかったトレイルにどんどん行きたいと思います。
もちろん、コロナのルールは守りつつね。