夜中3時半起床。今日は2023年最後の日、つまり大晦日。
今日の朝イチの便がダントツに安かったフェリーチケット。この北と南を結ぶフェリーの会社が2つあるんだけど、どっちも予約を取るのが大変で、結構前もって準備しておかないといつも満席なことが多い。ただのウォークインならすぐに乗れるらしいが、車のキャパシティがなかなかすぐに埋まってしまうと。それに近々で予約すると値段も跳ね上がるらしい。この前喋ったインド人の家族は一家4人とキャンパーで1500ドルしたと言っていた。そんな馬鹿なって私なら絶対に言ってしまうが、奥さんはまぁ4人分だしそんなもんでしょうというスタンスだったので、きっと彼らは随分お金に余裕があるのに違いない。私達は図らずも1番トラベルするのに人気のない日付でフェリーの予約をしたので、だいぶリーズナブルなお値段でチケットを手に入れることができた。
毎度のウェリントンのことですごい風と雨だったので船が欠航するんじゃないかと恐れながら列に並んでいたが、30分ほどの遅延はあったものの晴れて出港。
船内は私達のようなキャンパーもたくさんいた。
名残惜しいがウェリントンにしばしのお別れを告げ、南島の冒険へ出発。
乗り物ってとてもワクワクする。一通り客室を見回り、デッキというデッキに出て外を見学し、朝イチで寒いのでひとまず客室で大人しくすることに。ちなみに映画館もあった。上映時間がアナウンスされ、追加料金を払えば誰でも見に行けるらしい。船内で映画を見るなんてちょっと豪華客船に乗ったような気分になって素敵かもしれない。でも今はまだ船から見える景色を楽しむ方がいいお年頃。
結構大きな船で、カフェが2箇所にレストランと売店が1つずつあった。せっかくなので試しにコーヒーと、暇つぶしにサーモンポケ丼を買ってみた。寝不足のふわふわしているときに食べるフレッシュなサーモンポケ丼が意外にもめっちゃ美味しくて、何杯でも食べれそうである。あいにく一つ17ドル、日本円で1500円くらいするので高級品なのでおかわりはしません。
乗船時間は5時間くらいと、意外と時間がかかる。地図で見るとすぐそこに見えるけど意外と入江をくねくねと進んでいくので時間がかかるみたい。途中片方からの波がかなり強くなり、船が右に傾いていて波しぶきがなかなかの迫力だった。
しかし南島の方へつく頃にはお天気快晴。前回来たときも思ったけれど、ウェリントンは天気悪いがちでピクトンはいつもうるさいくらいの快晴なのはなぜなんだろう。
そしてついにピクトン到着。ついに南島に上陸です。
ピクトンについてすぐのビジターセンター付近に車を停めてピクトンの街を歩くことに。
このバックパッカーが懐かしかった。前回ワーホリで来たときに友達と待ち合わせして1週間ほど暮らした場所。チェックインして自分のベッドへ向かったら、もうすでに猫さんが我が物顔でわたしのベッドで寝ていたのを覚えている。
外見からは伺えないがバッパーの壁紙がカラフルで可愛い内装だった。共同キッチン朝昼ご飯を一緒に作って食べるフレンドリーなところで楽しかった思い出。
街を出て近くの車で登れる丘へいってみた。自分たちが乗ってきた船が見れて素晴らしい景色。
早起き過ぎて寝不足の私達は早めに行くキャンプ場に行って休むことにした。そのキャンプ場が新年を迎えるのにこれ以上ないくらい美しい場所だった。
Wairau Diversion Parkという場所でとってもきれいな青色の川のほとりに広がるキャンプサイトで本当に美しい場所だった。
今日は2023年最後の日、寝る前に年越し蕎麦を食べる予定なので早めの晩御飯。美しい景色を見ながらのあったかいご飯はバンライフ日和に尽きる。これがしたくてバンライフしてると言っても過言ではない。
2023年、結婚やらカナダからニュージーランドへ移住するやら色んな変化のあった最高に楽しかった思い出の年。
今年も美味しいおそばで締めくくる事ができて幸せでした。