２０２４年１月４日、また今年も有難いことに健やかに一つ歳を取りました。せっかくの節目に何しようか考えたんだけど、今年はミッションにチャレンジすることにした。本当はこのマルボーロエリアの豊かな海鮮を、ボートの上でワインで乾杯しながら楽しむなんて贅沢な選択肢もあったけど、それはまぁ老後でもできるか。と思い直し自分にミッションを課すことにした。私は長距離ライドに行ったことがあまりない。一番長いので、ウィスラーにあるLoad Of Squaralsくらいだ。あのトレイルは最後にあるアルパインのブラックのループがめちゃ美しく、登った甲斐があるなぁって思わせてくれる。今日乗るのはNelsonにあるダンマウンテン トレイル、別名Coppermine Trailというもので、トータルで４３キロの長距離ライド。少し前に腰を痛めてからそこの耐久性に不安はあるものの、自分を試してみる良い機会なので挑戦することにした。とはいえ心強いまさき君が全ての荷物を背負ってくれるという完全におんぶに抱っこ状態だが、誕生日と言う事にかこつけて甘えることにした。
元気が必要なときに食べるイングリッシュブレックファスト的な朝食を作って朝からスタミナを蓄える。
そして出発。
最初のセクションはスイッチバックでクネクネとひたすら登って行く。でも別にキツイ登りでもなくお喋りしながら楽しく登れるくらい。それが30分くらい続きます。するとネルソンの街が目の前に広がるくらい標高が上がって行く。
この景色のを最後に街の方の景色には背を向けた方角に登ってく。影も多くて登り緩やか、大変登りやすくありがたい。
すると現れるシェルター。この辺りでランチにしてる人を見た。このルートもTAのルートの一つなのかもしれない。大きなバックパックのハイカーと結構すれ違った。そして最初のターニングポイントのWindy Pointに到着する。
そんなにウィンディーではなかったWindy Pointを通過して、このトレイルの一番高い標高になるコッパーマインサドル(coppermine Saddle)を目指して30分ほど一気に登りきる。アルパインをずっと山脈の方にトラバースして行くこれまでとは違った景色の登り道だ。
そしてサドルに到着。
サドルからの景色は、果てしなく続く山々だった。ここにベンチがあったのでサンドイッチを食べることにした。しかしウィンデーポイントよりもだいぶこっちの方が風が強く、止まると汗が冷えて寒かったので一つのサンドイッチを半分こし、さっさと休憩は切り上げまた走り出す。
そしてここからがようやく楽しい下り道。大きな石がゴロンゴロンしていて気は抜けなかったけど、やはり下りは最高。トレイルがずっとオレンジ色の土だったのは昔銅を採掘していたことと何か関係があるのだろうか。銅が取れる山の土はみんなオレンジなんだろうか。何にせよ美しい道のりだった。
ここのオレンジの場所を降り切ると、あとはスタート地点まで戻るポテポテトレイル。標高が下がると暑いのもあり、この区間が長く感じたけど、まさき君のプッシュアシストもあり何とかこのダンマウンテントレイルを乗り切ることが出来た。達成感が半端なかった。
そして今日は誕生日だしってことで、有料のキャンプ場に泊まることに。
Tahuna Beach Holiday Parkという海沿いのキャンプ場、真夏のホリデーシーズンとのこともありキャンパーでごった返していた。しかしラッキーなことになぜか私たちのスポットは両サイド空いていて周りはギチギチなのに私たちのリトルキャンパーバンの周りは大きなお庭が広がっているみたいになっていた。そして今夜のディナーに向けて休み暇なく準備！
私の誕生日パート⓶へつづく。。
