2016年にニュージーランドに来た時から一度は行ってみたかったけどなかなか機会がなくて行けなかった場所、タカカ。スピリチュアルな不思議なエネルギーが宿る場所と聞いていた。
実際に行ってみると、ヴィーガンフード屋さんやいい匂いのサワードウのブレッド屋さん、可愛らしいカフェも何軒もあって可愛らし雰囲気。
ここ最近、暑さとサンドフライに困らされてる私は良い感じのズボンが欲しく、エスニックな雰囲気の洋服屋さんに入ってみた。サンドフライに噛まれたくないから足首まで丈があって、サラッと涼しそうな素材のパンツを探していた。
触った感じの肌馴染みが素晴らしいバンブーで作られたというサロペットがとっても気に入った。しかし試着してみると、どうも民族衣装を着させられてる人みたいに見えてしまった。ちょっとやめておくことにした。こういう雰囲気の物を着こなせるようになるのにはもうちょっと自分を寄せていかないと、いけないんだろう。
どうしたら服の量最小限で色んな雰囲気の洋服を着こなせるワードローブになるんだろうと考えさせられる一幕であった。
Takakaの街で一つビックリしたのが、水の美味しさだ。街のI-Siteにピュアウォーターが汲める蛇口があるんだけど、それがキンキンに冷えた湧き水で、ニュージーランドで飲んだ水の中で同率一位でトンガリロと並んで一番おいしかった。タカカへお越しになる方は是非ともおっきな水のボトルを持って行きましょう。
そのお美味しい水源が見れる場所が近くにあるので行ってみた。Te Waikoropupu Springs。
目を疑う透明度。クリスタルクリア。
温泉のように水の波紋が広がっていて、プクプク湧き出ている様子が見える。
この水の向こう側に広がる世界は本当に現実なのって気持ちになるくらいの美しさにしばらく心酔してました。浸水してました、心が。水だけに。
その後、腹ぺこの私たちがランチストップで向かったのは、Anatoki Salmon Fishing & Cafe。
ここはサーモンファームになっていて、釣り堀で自分で釣った魚をその場でスモークするか刺身にするか、選べて調理してくれる。なんだか楽しそうなところ。
もちろん自分で釣らなくても、カフェでサーモンのプラッター等オーダーすることもできる。
私たちはもちろん自分で釣りたい!と、釣り堀へ。
釣り堀と言ってもそこはちょっとした湖のような場所。大きな水の溜まりによく見るとウヨウヨサーモンが泳いでいる。
まさき君、初めての釣り体験。二人とも見よう見まねで頑張るがなかなか釣れない。
サーモンが食いつくまで投げた場所から動かさないでジッとしていて!というアドバイスを受け、言う通りにジッと水中のサーモンを見守る。
30分ほど何回か失敗を繰り返した後、二人とも無事サーモンゲット!
まん丸なサーモンだ!いや、私はサーモンを釣ったのが初めてだから初めて見るんだけど、サーモンってこんなに丸いんですね。
自分たちで釣った魚をカウンターへ持って行くと調理方法を聞かれる。
カナダのサーモンと違って、こちらのサーモンは大変油がのっている。良くも悪くも油がすごい。だから、お刺身だとそんなにいっぱい食べられないからスモークにするのがオススメかな。ケイジャンのスモークにしたけど、大変おいしかったです。やはり自分で釣った魚は格別ですね。
いつかやってみたいと思ってたサーモンずくしが実現して大変ご満悦でございました。ここ本当に楽しいからオススメ!
腹ごしらえも済んだので次の目的地、TAKAKAの迷路へ出発。