Punakaikiにあるパンケーキロックと言わずと知れた有名観光スポット。
積み重なった岩がパンケーキのようだからそう呼ばれている。
オススメは満潮の時間帯に行くこと。そうすると、海面が高くなって岩の中に取り残された波がダイナミックに打ち上がる様子を見ることができる。
私たちは今回間違えてその時間帯を外してしまったので、穏やかな様子を楽しむことになった。
ここは観光客がいつも多いので、私たちはササッと周り、ハイキングへ行くことにした。
ここ一帯はパパロア ナショナルパークという公園で、美しいトレイルが沢山ある。私たちもパパロア トラックという56kmのバイクの旅をするか迷った挙句、次の楽しみにとっておくことにした。
その下見もかね、Pororrari River Trackをハイキング。
この木に逆さまに止まっている鳥が見えるだろうか。
この鳥はウッドピジョン(Wood Pigen)と言ってその名の通り森に住んでる鳩。
ニュージーの森を歩いていたら頻繁に出くわす子なんだけど、とにかくいつも驚かしてくる。なんてったってサイスが鳩なのに鷲ほどあって、しかもビビリな性格なので人が近くを通ると、バサバサバサッと大きな音を立てて逃げていく。
とにかくおっきいから飛び立つ音がすごくて毎回びっくりするし、何回また君か!ってなったことか。
でも街の鳩と違って身体能力が高そうなところがカッコ良くて嫌いではない。
ハイキングした後は、次の少し大きな都市、グレイマウスへ向けて出発。
この街でしたいことがあった、それはここの発祥のビールを飲むこと。
私たちがニュージーに来てからハマっているビール達は全てここのビール工場のもので、特にSUMMER ALEというハニージンジャーのビールがヒットしている。
要予約だけど、ブリュワリーのツアーもしているみたい。フラッと行ってみたけど、昔使われていた機械を見学することができた。
ビールの飲み比べとチップスをオーダーした。芋がジャイアントサイズで最高。
グレイマウスはウエストコーストにある一番大きな都市なのでお買い物に行った。
私の実家の場所がプリントされたショートズボンが売られていた。
ニュージー大好きだけど、彼らの大阪市って字面がカッコいいと思う感性を理解できるまでは、もう少し時間がかかりそう。
そんなスーパーの駐車場で、車乗り込もうとしたら、不意にお爺ちゃんに扉を掴まれる。
なんだ変な人か?と、思う暇もなく質問される。
”Is it diesel or petrol?”
から始まり、どこのインポートか、何年式か、どの位のマイレージか等々。
この人この車が買いたいのか?と、不思議に思いながらも会話していたら、一通り話して気が済んだのか、気をつけて旅続けるんだよって応援されてバイバイ。
なかなか強引に引き止められたけど、ただの会話好きのお爺ちゃんだったみたい。
さて、出発。と、エンジンをかけたらまた向こうの方から聞こえてきた。
”Is it diesel or petrol?”
笑笑笑
コミュ力がオーバーキルなレベルのお爺ちゃんでした。
本日のフリーダムキャンプ場はMoanaにあるIveagh Bay。スポットが10サイトしかないし、この辺りには他にフリーダムキャンプ場は無いのでここに賭けるしかなく、6時前に急いで来たお陰で、運良く残り2スポット空いていたところへ滑り込むことができた。
ふー危なかったぜ。
周りには本当に何もないところにポツンとあるキャンプ場。湖畔の美しいキャンプ場で、フリーダムキャンプだけど、トイレもとっても綺麗だった。
大好きなラム肉のステーキを食べ、美しい雨の森の音を聞きながら夜の時間が過ぎていった。
明日は遂にアーサーズパス(Authur’s Pass)へ突入!
美しすぎると言われるドライブウェイ、楽しみだぜ。