今日は明日のトンガリロクロッシングに向けて少し予行練習がてらこの辺りのハイキングへ行ってきた。

トンガリロナショナルパークで人気のトレイルのひとつ、タラナキフォール ウォーク。
6kmのループで1時間半くらいで回れるお散歩に最適なトレイル。
ショートトレイルながらまさにトンガリロな雰囲気が味わえる。
ゴツゴツした岩に背の低いブッシュ、小さなストリームを沢山クロスする景色の変わる楽しいコース。
そして見どころのタラナキフォールはいつのシーズン見ても見応えたっぷりの美しい滝。
私はもうこのトレイルを数え切れないくらい歩いているけど冬もまた美しい。
オールシーズン人気のトレイルで、夏は絶対何人かのハイカーとすれ違う。

 

 

そして次に向かったのはタファイフォール(Tawhai Falls)
こちらは晴れた夏の日は地元のみんなのプールに。
私もよく仕事の合間にここに泳ぎに来ていた。
水の温度はいつもとても冷たいエメラルドグリーンな美しい滝のプール。
駐車場から滝までおよそ10分くらいで簡単にアクセスできる。
私のクレイジーなお友達は滝の上からよく飛び込みをしていたが、
私は飛び込みは怖いのでしません。1メートルの飛び込みですら怖いのに。
今日は涼しかったので泳ぎはしなかったけど、クリスタルクリアな水のプールで泳いだらめちゃくちゃ爽快なのでオススメ。

 

 

夜はお友達が ”おかえりみどり、ようこそまさきパーティ”を開いてくれたので、まさき君と一緒にダグとアンドレアのお家へ。
ワカパパスキー場が目の前にある素敵なアルペンロッジが彼らの新しい住処だった。
彼らに会って一気に5年前に戻った気持ち。
それと何よりみんなが何一つ変わってなくてびっくりした。
何一つ変わってないって、本当文字通り変わっていなかった。特に見た目が。
目がキラキラしていて、若々しっくエナジェティックなままで、ぱったり時が止まってたんじゃないかと疑うほど。
何を食べたらそんなに変わらずにいられるのか瞬時に疑問に思った。
彼らはDepartment of Conservation(NZ観光保護局)の元でハットのレンジャーとして働いる。
一週間小屋には住み込みらしい。
別の日にそのハットにもお邪魔したけど、小さなかわいらしい管理人部屋だった。
オーブンはないけどキッチンもちゃんとしていて、暖炉もあるし、居心地は良さそうだった。
ただシャワーがないから一週間シャワーが浴びられないのだけ苦痛なの!ってアンドレアが。
前に働いていたミルフォードの方のハットにはシャワーまで完備されていたらしい。
しかしそのハットは何日間にも渡る大雨による土砂崩れにより倒壊してしまい、もう永久になくなってしまったと。
その土砂崩れが起きた夜には宿泊客と一緒にもちろんアンドレアもいて、
間一髪で全員救助されたらしい。
彼女は過去5年間に起きた山での話をいくつもしてくれた。
どれもこれも山の中で自然を相手に生きている人の覚悟を感じる話で、
だからそんな中で生きてる彼女の目はキラキラしてるのかなって思った。

他にも来てくれてた友達のダンもその環境保護局で働いているのだが、
彼の仕事は今は山羊を仕留めることらしい。
そんな彼は、ちょっと年寄りのヤギだったから匂いがきついんだよなぁ、
っと言いつつヤギのシチューを振る舞ってくれた。
本当にヤギ臭くってとっても美味しかった。

トンガリロの友達は皆料理を振る舞うのが好きで、どれもとても美味しい。
アンドレアのジャムの棚にはいつもカラフルな瓶が沢山並んでいる。
彼女の作ったレモンのジャムのモヒートも格別だった。

別れる時私たちはとっても悲しかったけどまたすぐに会おうと約束した。
あともう一つ、随時食べ物の写真をお互いに送り合うことも約束に追加した。

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