朝食りんごヨーグルトを食べて

本日向かうハイキングはMt.Ruapehu(ルアペフ山)をTuroa(トゥロアスキー場)からMangaturuturu Hut(マンガトゥルトゥルハット)まで歩く往復4時間くらいのコース。
ルアペフ山を3泊4日かけて周る、Round The Mountain Trackという66.2kmのルートがあるのだが
その中でも一番美しい場所の一つと言われている場所。

宿泊先のDiscovery Lodgeを出発し、まずは隣街のOhakune(アワクニ)を目指す。
その途中に現れる巨大な橋Makatote Viaduct。
1908年に作られた79mの高さの高架橋で今でも電車は走っているらしい。
この全長262mの橋を地元の人はお散歩道のようによく歩きにきている。

いつもこのトレイルに来る時はトゥロアスキー場の近くの駐車場に停めるのだが、
今日はあいにくその道路が工事中で通れなかった為、4kmほど下の駐車場のところから歩かなければならなかった。

その車の道が進むにつれなかなかの暴風になってきて、鼻水やら涙やら飛びまくるは、強風によるウィンドバーンで顔真っ赤になるやらで、トレイルヘッドに着く頃にはもう中々ボロボロな状態に。

しかし気を取り直してトレイルスタート!
このトレイルの特徴は何回も小さな川を渡りながらゴージを降っていくところ。
そしてそれを上から望む景観がとても美しい。

2時間弱ほど歩くと今日の目的地Mangaturuturu Hutが現れる。
今日はデイハイクなのでハットには泊まらなかったけど、休憩させてもらうことに。
中には人が居て出迎えてくれた。
暖炉には火がついていてとても暖かかった。
ここのハットはレンジャーのいない無人ハットだけど、薪とかは供給してくれている。
その人は今日は天気が悪いこともあり、3日くらい連泊でこのハットに泊まることにすると言っていた。
とても静かで美しいハット。
そこから1時間くらい歩くとLake Surprise(レイクサプライズ)と言う湖があるので
このハットに泊まったそこまでお散歩に行くのおすすめ。
ちなみにその湖までには沢山の階段があるのだが、
私は2回数えながら登ったが、2回とも途中で分からなくなってしまった。
それほど沢山ある。

ハットで少し休憩していたら、天気予報通りいよいよお天気が悪くなってきたので
お別れをして私たちは帰路に着くことに。
本来ならルアペフ山の頂の景色を楽しみながらの帰り道だが、
あまりの悪天候に今日は景色がほとんど見えなかった。
修行のように黙々と霧の中を歩く。

こちら天気の良い日の景色と

天気の悪い日の私達
風雨に揉まれて二人とも車まで戻ってきた頃には大きなハイクを達成した時のような疲労感だった。
このルートの含まれている、ルアペフ山のRound the Mountainの記事はまたの機会に。

ロッジに帰ってきて、今日は宿泊させてくれたDiscovery Lodgeのファミリーにお礼も込めて寿司パーティをした。
まさき君はカナダでの寿司シェフとして培ったスキルを思う存分発揮してくれて、
可愛らしい巻き寿司を沢山作ってくれた。
ボスもファミリーもとても喜んでくれて、思ったよりも一瞬でなくなってしまった。
一番人気のロールはクランチーなチキンのロールだった。
そう言えばカナダのロールのようなお寿司ニュージーランドではあまり見ない気がする。
ニュージーランドの寿司はもっと、デカイ!四角い!なにそれ!って感じ。

Categories: