人の多い街が苦手な人にも人気な街、それがウェリントン。
私の友達は山で出会った人が多く、皆口を揃えて都会への滞在時間は半日がマックスっていう程、人混みが嫌いな人が多いんだけど、その彼にも愛されてる街がウェリントン。
ニュージーランドの首都なので、もちろん人は多いし車通りも多く、信号でちゃんと整備された道路がある。でもそれ以上に魅力が多い不思議な街。
その魅力はなぜだろうって考えたときにまず思い浮かぶのは、可愛らしいカフェの多さ。そこら中に小さな可愛らしいカフェが朝早くからオープンしている。どこも地元の人で賑わっていて、幅広い年齢層の人々が思い思いに過ごしているのが見受けられる。
次に思い浮かぶのが、中心街にあるキューバストリート。この通りがとっても楽しい。様々な国のレストランや、ヴィーガンのお店やら、ここまで幅広く一堂に会しているのはニュージーでもここだけだろう。ミックスカルチャーなだけじゃなく、歴史を感じる古い建物も混在していてとにかく歩いてて飽きない。もしウェリントンに住んだらお気に入りのカフェを見つける日々になること間違いなし。
とにかくカラフルなキューバストリート。雨なのにそれを吹き飛ばすかのような原色に塗られた明るい建物。
レストラン以外にも本屋さんや雑貨屋さん、アートギャラリーなどなんでもある。
ちなみにダイソーもあった。このダイソーで私達は小一時間程使ってしまった。そして大満足なお買い物が出来た。ダイソーでしか見れない様々な種類のシンクにつけるスポンジ置き。絶妙なサイズ感のフライパンの蓋。欲しかったサイズの壁掛け小物入れ等、日本の百均は便利さって神がかっている。
ダイソーでの買い物にアドレナリンが出すぎたので、ランチにすることに。
見つけたのはヴィーガンイタリアン屋さんNolita。
小洒落た店内と雰囲気に、もうすでに何を食べても美味しい気分になる。
二人ともランチディールのピザを食べた。キャンパーのキッチンでは作れないピザみたいな食べ物がたまに無性に食べたくなる。ヴィーガンのピザってあまり食べたことなかったけど、ピザ釜焼きで素材の味が生きてて美味しかった。
そして続いて食後のコーヒー屋さんへ。
Coffee Flightと言うコーヒーの飲み比べができるThe Hangarに来てみた。
このフラットホワイトのFlightで15ドルだった。飲み比べてみると意外と好みってものが見えて来る。私とまさき君の好みの味はどうやら一緒のようであった。このカフェは観光客から人気が高いみたいで店内ごった返していた。このコーヒー飲み比べができるってのが人気のようだ。
この後天気がかなり大荒れになって来たので今日のフリーダムキャンプグラウンドへ。今日の場所は中心地から近い港にあるただのカーパーク。それでも街から一番近い場所と言う事でスーパー激戦区。しかも１０スポットも無い。私達は本当に運良く空きがでたタイミングでその場にいたのでスポットをゲットすることができた。
それにしても天気が大荒れで、車が風に煽られてガタンガタン動く。外に出て歩くのは危険じゃ無いかと思われる風速。でもなぜかウェリントンの人々はお構いなしに外を歩いている。どうやらこの街は年がら年中風が強いらしい。そしてこの港の周辺は特に強いのだろう。
今日の晩ご飯はウェリントンの街にあるアジアンショップでゲットした豆板醤を使って麻婆豆腐。
風は強いが食後の散歩がてら港を歩いてみる。
独創的なアートが所々に散りばめられていておもしろかった。
その夜は本当に台風の真っ只中に放り込まれたのかなってくらいの大嵐だった。あまりの揺れにびっくりはしたものの、意外とよく眠れた。人間眠い時は嵐だろうがなんだろうが寝こけてしまうみたい。
