ニュージーランドでのキャンパーバン生活はとてもやりやすい。それぞれの市によってわかりやすくルールが定められているし、それがきちんとWebサイトでに記載されている。そしてこのバン生活でなくてはならないアイテムの一つ、それがCamper Mateっていうアプリ。このアプリがさえあれば大体のキャンプ場とアクティビティは抑えられる。それどころじゃなくてダンピングステイション等とにかくキャンパーで生活している人に必要な情報はほぼほぼ全て詰まっていると言っても過言ではない。それくらい便利なアプリだ。日本にもこういうアプリはあるのだろうか?ちなみにキャンプ場探しはこれと併用して、Rankersってアプリも使っている。こちらにはCamper Mateに載っていない無料のキャンプ場が載ってたり、レビューやファシリティの説明も細かくされてたりするので2つ合わせて使うと向かうところ敵なし。もちろんどっちにも掲載されていないサイトもあるし、常に新しいキャンプ場はオープンする。市のキャンピングルールも各地によって異なっているので、これとプラスで市のWebサイトで指定されているフリーダムキャンピングのマップを確認することも大切だ。ルールがしっかり決まってる以上、なんせ間違ったところにキャンプしてしまったら400ドルの罰金を切られてしまう。キャンパーの多いニュージーランドだからこそ取り締まりもしっかりしている。

今私たちのいるブレナムという場所は比較的キャンパーに寛大だ。フリーダムキャンピングのスポットも大きく取られているし、市の用意したKiwi Cashというキャンパー向けに用意した有料のシャワーやランドリーが使える設備のある施設もあった。そこでシャワーを済ませることに。気付いたのは北島より南島の方がシャワー代が高い。北は2ドルとかで浴びれるのに南は4ドルがミニマム。それに伴ってランドリーの値段も少し割高な気がする。

南島のざっくりした旅程だが、私達はクイーンズタウンでバイクに乗るのにしばらくステイすることを考慮して反時計回りで一周することにした。

今私たちがいるBlenhime(ブレナム)という場所でのアクティビティをCamper Mateで探してみたら、難破船が見えるハイキングコース(SS Waverley Shipwreck)があったのでそのコースを歩いてみることに。3時間ほどの6キロのトレイルだ。

美しい湿地帯を海まで歩く。

そして1時間ほど歩くと難破船が目の前に登場。

大きな錆びた船だった。サビサビなのに意外としっかりしていて中に入って歩くこともできた。

そしてまた湿地帯を歩いて帰る。感動的な景色のハイキングではないけど、このエリアに居るならお散歩がてら歩いてもいいかなって感じのトレイルだった。

帰ってランチを作る、今日はコリアンチキンのキムチサンドイッチを作った。

今日のスーパーで見かけたよくわからないテリヤキライスボールとかいうものよりもきっと美味しいだろう。

しかも6ドルとかなり強気のお値段。まるでポケモンでもはいってるかのようなデザインに貼られた海苔も絶妙でおもしろい。このライスボールを入れるためだけに開発されたのかもしれないこのプラスチックの容れ物もジャストサイズ。

今日のキャンプ場Taylor Dam Reserve,レイク沿いの美しいキャンプサイトだった。

この辺りは夜になるとハリネズミのパーティー会場らしい。少なくとも10匹は歩いてるのを見た。この子達本当に鈍臭くて、夜車を走らせてると道のど真ん中をテクテク歩いているのをよく見る。機敏でもなく歩くのも遅い、走るという機能は備わってないようだ。きっと背中の針千本の防御力だけで生き残ってきたんだろう。

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